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スポーツレッスンの制約をオンラインで解決!プロアスリートのセカンドキャリアも創出へ

スポーツレッスンの制約をオンラインで解決!プロアスリートのセカンドキャリアも創出へ

サマリー

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解決したい課題

当社は、「スポーツレッスンの新しい歴史を創る」というビジョンを掲げ、スポーツレッスンに関わる課題を解決するべく創業しました。

従来の対面で行うスポーツレッスンには、教わる側にも教える側にも課題があります。まず生徒にとって大きな障壁となるのは、場所・時間・レッスン形態という3つの制約です。

例えば地方にいる野球少年の場合、レッスンを受けたくても、近くに指導者がいないというケースも珍しくありません。近隣に指導者がいたとしても、他の習い事と時間が被ってしまったり、親が送迎の時間が取れなかったりすることもあります。さらにグループレッスンの形態を取ることが多いため、満足に上達を実感できずに悩む生徒も多いです。

一方、教える側にとっても、スポーツレッスンを提供するのは簡単なことではありません。プロのスポーツ選手やアスリートの多くは、引退した後のセカンドキャリアに悩んでいます。引退後も競技に携われるような企業のポストには限りがあるため、就職できる人は一握り。個人の指導者として独立を目指したとしても、経営知識や集客ノウハウ、開業資金が不足していたり、場所の確保が難しかったりして、スポーツレッスンを事業として提供し続けるハードルが高いのです。

こういった両者の課題を解決し、「いつでもどこでも、プロのレッスンが受けられる世の中に」することが当社の目標です。

どのように解決するか

事業内容

ダンス・ゴルフ・野球を中心に、スポーツのオンラインレッスン事業を展開しています。LIVEレッスンと動画添削という、同期と非同期を組み合わせたハイブリッド型のサービスです。

レッスンは生徒が上達を感じやすいマンツーマン形態を採用しており、マッチングプラットフォーム上ではレビュー機能も搭載しているため、指導者も集客しやすい構造となっています。

スポーツ・ダンス業界の大手企業との連携も強化し、月間5,000名以上の生徒と1,000名以上の指導者が利用しています。レッスン継続率は約95%です(2022年10月時点)。

サービスの強みは、オンラインでスポーツレッスンを行うノウハウです。当社が創業したのは2013年。様々な領域においてオンライン化が進んだコロナ禍よりも前になります。以来、「対面で行うもの」というイメージが強かったスポーツレッスン市場において、先駆的にオンラインサービスを展開してきました。

対面で行うレッスンとは異なり、オンラインレッスンでは動画撮影や動画添削、チャットのやり取りの質が、サービスの満足度を大きく左右します。単に生徒と指導者をマッチングさせているだけでは、レッスンの質を担保できず、継続的に利用してもらうことは難しいです。

当社は、同期のLIVEレッスンと非同期の動画添削を組み合わせ、目標設定から経過観察までを効率的に行う体系的な指導法を確立しました。スマートフォン1つで動画添削が可能な機能を搭載するなど、オンラインレッスンならではの知見を蓄積しています。

この知見はスポーツのみならず、リバビリテーションや音楽領域のオンラインサービスにも応用できると考えています。

ビジネスモデル

【主なサービス】
●オンラインダンスレッスン『スポとも』
プラットフォーム上で生徒と指導者をマッチングさせ、オンラインダンスレッスンを提供するBtoCサービスです。

●マンツーマンスポーツレッスンアプリ『Lesson Note』
オンラインでスポーツレッスンを行うためのアプリケーションを基軸としたBtoBtoCサービスです。

●WEBプロモーション等
スポーツスクールなどのHPやECサイト、オウンドメディアの制作を請け負っています。

【収益構造】
オンラインレッスン料の中間マージン、オンラインレッスンを提供するためのアプリケーションツール使用料が収益の約9割を占めます。その他、WEB制作やWEBマーケティング、動画制作、システム開発などからも収益を得ています。

今後の成長ストーリー

スポーツレッスン市場は約9000億円といわれています。当社はオンラインレッスンの強みを生かし、顕在化している市場のリプレイスと潜在マーケットの開拓を行い、2026年時点で20億円の売上達成を目指しています。

具体的に取り組む施策は、以下の3つです。

●レッスンプラットフォームの拡大
現在はダンス・野球・ゴルフを中心に事業を展開していますが、今後はスポーツジャンルを広げていく予定です。視野に入れているのは、陸上やテニスといったフォームを重視するスポーツのほか、サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツ。当社サービスの機能を使用すれば、マンツーマンレッスンだけでなく、チーム全体の戦術指導も遠隔で行うことができると考えています。

●画像認識・データ活用によるTechレッスンの提供
エイベックスの画像認識アプリと連携し、データに基づいた効果的な練習ができる仕組みを構築します。個人の勘や経験、主観に頼ってきた属人的なレッスンから、データという事実に基づいた客観的な練習方法を提案するのが目標です。競技によっては、膨大なデータ集積が必要になるため、長期的な視点で取り組んでいきます。

●リハビリテーション領域への参入
オンラインレッスンの運用ノウハウやアプリケーションを活用し、「上手くなりたい」だけではなく「治したい」という課題にもアプローチします。リアルとオンラインの併用により、通院回数を最小限に抑えた効率的なリハビリテーションを実現できると考えています。

最近では、海外在住の日本人が、質のよいオンラインレッスンを求めて当社サービスを利用するケースも増えてきました。将来的には、多言語対応や海外展開も検討しています。

本サイト上の資料及び記載内容は、発行体が提供した資料、情報等に基づくものです。 当社は、これらの資料及び記載内容の真実性、正確性、妥当性について保証するものではありません。また、本サイト上の記載内容に、将来予測及び見込みなどが含まれている場合、その実現について、何ら責任を負うものではありません。

今後1年の投資計画

項目
計画予算
説明
人件費・開発費
1,000万円
オンラインダンスレッスン事業の拡大に使用します。人員補強と開発体制を強化し、さらなるサービス改善に取り組みます。
プロモーション費
1,000万円
プラットフォームを拡大するための店頭プロモーションに使用します。スポーツジャンルを増やすに当たり、スポーツ関連店舗での対面プロモーションに力を入れていきます。

資本・業務提携したい企業イメージ

●スポーツや教育はもちろん、動画制作やオンラインサービスの領域で事業を展開する企業
●当社事業に共感してもらえる企業

経営者プロフィール
与島 大樹 与島 大樹
生まれ年

1984年

経歴

2007年に大学卒業後、バックオフィスを専門とするコンサル会社に入社。2008年、新卒2年目から新規事業の立ち上げ等を経験し、西日本エリアの責任者として中小企業の決算業務を担当。2013年、小学校からの同級生である古田と共に株式会社だんきちを設立。

登壇歴、メディア掲載等

【採択実績】
「ドコモイノベーションビレッジ(​​2013年)」「大阪市アクセラレーションプログラム(2016年)」 

【メディア出演・掲載実績】
「WBS(ワールドビジネスサテライト)」「王様のブランチ」「日経新聞」「日経トレンディ」ほか多数

企業情報

株式会社だんきち 株式会社だんきち
所在地
大阪府
設立年度
2013年
業界分類
IT・ソフトウェア・通信 > インターネット・Webサービス

人員情報

役員数
3人
従業員数
8人
パート・アルバイト
20人