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アマチュア領域のスポーツ活動をITで支援!教育的価値の創出を目指します

アマチュア領域のスポーツ活動をITで支援!教育的価値の創出を目指します

サマリー

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解決したい課題

私たちは自分たちの好きな分野でワクワクするようなモノを作りたいと、「アマチュアスポーツマンの『もっと上手くなりたい』を叶える」というスローガンを掲げ、2011年に当社を創業しました。社名のSPLYZAは「SPORTS」と「ANALYZE」を組み合わせた造語です。

ミッションは「スポーツの教育的価値の創出」。スポーツは、正解のない課題に取り組み、トライ&エラーでより最適解に近いものを導き出し続ける活動でもあります。スポーツに取り組むことで課題解決力やコミュニケーション力など、社会で生きていくための力を養えます。

アマチュア領域のスポーツ活動をITで支援することで、年代を問わず多くのスポーツ愛好家の考える力を養い、スポーツの教育的価値の向上を実現したいと考えています。

どのように解決するか

事業内容

当社は「スポーツ×教育」を支援するアプリケーションを開発しています。主力サービスは以下の2つです。

●SPLYZA Teams
スポーツの映像分析アプリです。プロスポーツの世界でアナリストが利用するツールではなく、アマチュア選手自らが「課題発見」から「課題解決」までを行うためのツールです。

ゲームの映像をスマートフォン、またはタブレットなどで撮影・共有し、その映像内に選手たちが図形・字幕を書き込みながら分析し、協力して課題解決を行います。選手の「考える力」「分析力」「コミュニケーション力」「言語化力」などを強化できるサービスと好評をいただいています。2023年5月現在の導入実績は、30競技以上、900チーム以上。主に学校のスポーツチームで採用されています。

●SPLYZA Motion
スマホで撮るだけで、AIによるマーカーレス動作分析が行えるアプリです。SPLYZA Teamsではできない、個人の動作分析を手軽に行えます。体の各部位の角度/角速度、速度/加速度、特定の位置からの距離などを簡単に測定可能。マーカーレスかつオフラインで動作するため、実際の競技や練習中にも利用できます。政府のGIGAスクール構想に即したICT教育の一環として、小学校の体育の授業で使われる事例も増えています。

ビジネスモデル

『SPLYZA Teams』『SPLYZA Motion』ともに、月額利用料金をいただくプランで提供しています。いずれも1カ月の無料利用期間があります。

Sports Tech市場、およびアマチュアスポーツの市場は拡大傾向にあり、そのなかでも当社製品は独自のポジションを築いています。プロ向けスポーツの映像分析ツールは多数ありますが、アマチュア向けで、しかも指導者ではなく競技者本人向けのツールはほとんどないからです。

また、当社製品は主に教育機関に採用されていることから、Ed Tech市場の製品ともいえます。教育機関では、教員の働き方改革、GIGAスクール構想により普及した端末の利活用、ICTを活用とした質の高い教育の導入など多数の課題を抱えており、当社製品はこれらに対する解決策を提供するものといえます。体育の授業で実際に使われている映像分析や動作分析アプリは、当社製品以外にありません。

これらの製品を開発・提供する人材も当社の強みです。創業メンバー3人はいずれもエンジニアでスポーツ好き。また、社員には元プロスポーツ選手や元教員、日本代表アナリストなどスポーツ、および教育関係者が多数在籍しています。フルフレックス&フルリモート体制で、全9カ国に在籍する多国籍なメンバーが開発を進めています。

今後の成長ストーリー

当社の顧客をセグメント別に分類すると、スポーツチームが95%、教育機関が5%となっています。また、全くマーケティング活動をしていないにもかかわらず、医療機関からリハビリ目的で利用したいとの問い合わせもあり、実際に数件の顧客がいます。

これらの三つのセグメントをそれぞれ伸ばし、将来的にはスポーツ:教育:医療が同等の割合になることを目指しています。

『SPLYZA Motion』については、毎週のように海外からの問い合わせがあります。外国人社員が3割を占める当社の特性を生かし、早期の海外進出も検討しています。

本サイト上の資料及び記載内容は、発行体が提供した資料、情報等に基づくものです。 当社は、これらの資料及び記載内容の真実性、正確性、妥当性について保証するものではありません。また、本サイト上の記載内容に、将来予測及び見込みなどが含まれている場合、その実現について、何ら責任を負うものではありません。

今後1年の投資計画

項目
計画予算
説明
人件費・広告宣伝費
2.5億円
スポーツチーム、教育機関、医療(リハビリ)機関向けのマーケティングや開発に投資します。

資本・業務提携したい企業イメージ

提携したい企業として、一つには教育系をイメージしています。教育機関の授業で活用される新しいコンテンツを共同で開発するといったコラボレーションを考えています。全国の学校を顧客に持つ企業であれば、当社製品を提案いただくことで営業面でもシナジーがあります。

もう一つは、進学・就職などに関連するサービスを提供している企業です。『SPLYZA Teams』は考える力を育むツールであり、進学や就職にも役立つと考えます。利用者のなかには「プロのアナリストとして就職できた」という学生もいます。就職・進学系の事業者と協力することで何らかのシナジーを創出できると考えます。

リハビリ関連の企業とも提携を検討しています。リハビリ施設への導入実績はまだ少ないため、具体的な事業展開を固めていきたいと思います。

経営者プロフィール
土井寛之 土井寛之
生まれ年

1975年

経歴

神戸市出身。同志社大学卒業後、株式会社アルモニコスにてCAD/点群処理の開発、株式会社アイビスにてiOSアプリの開発を経て当社設立。アルモニコス在籍時代にウインドサーフィンに出会い、アマチュア日本一を目指してオーストラリアに1年間留学。帰国後アマチュアスポーツでITの活用が未整備なことから、IT×スポーツの領域で起業を決意。
経済産業省「始動 Next Innovator 2016」シリコンバレー派遣メンバー、TEDxHamamatsu 2017スピーカー

登壇歴、メディア掲載等

「日経産業新聞」「日本経済新聞」「中日新聞」「サンスポ」「日経XTREND」「フォーブスジャパン」「テレビ東京」「SBSテレビ」「東洋経済オンライン」「NHK」ほか多数
・経済産業省始動NextInnovator2016 シリコンバレー派遣
・TEDxHamamatsuスピーカー 2017年
・EOY 2022 Japan 東海・北陸地区代表候補
・東洋経済すごいベンチャー100 2022年

企業情報

株式会社SPLYZA 株式会社SPLYZA
所在地
静岡県
設立年度
2011年
業界分類
IT・ソフトウェア・通信 > インターネット・Webサービス

人員情報

役員数
3人
従業員数
35人
パート・アルバイト
15人