
サマリー
- 成長ステージ
- シードアーリーミドルレイター
- 調達経験
- 個人VC事業会社
- イグジット方針
- IPOM&A
このキーワードにマッチングする企業を探しています
解決したい課題
現在、日本の企業数178万社の75%の133万社が、DXに取り組んでいない、もしくは、DXに取り組んだが成果が出ていない状況になります。(2023年DX白書のデータより)
この問題は、属人的で複雑な作業が多い現場の業務に合ったシステム制作ができていないことに一因があると考えます。
そこで、我々は、システム開発にエンジニアを必要とせず、IT知識が全く無い現場担当者がDXに取り組むことができるPhotolizeを開発しました。
Photolizeは、現場担当者が使い慣れた書類の画像を送るだけで、最短一時間で元の書類と同じ見た目の入力フォームができあがりデータベースを構築することができます。
入力したデータは、APIやCSVで他のシステムと連携したり、PDFや印刷出力をしたりできます。
本サービスは、AIと人がサポートすることで、ユーザーは書類画像を送ることと、できあがった入力フォームの確認と修正依頼をするだけでオリジナルのシステム開発ができます。
依頼する書類画像を英語や中国語などの外国語にすることで外国人労働者や観光客向けの入力フォームを簡単に作れるようになります。
Photolizeを使って、システムエンジニアに頼らなくてもDXを推進して、日本のDX課題を解決してまいります。
どのように解決するか
事業内容
書類の画像を一枚送るだけで、最短1時間で元の書類と同じ見た目の入力フォームができあがりデータベースを構築することできる自社開発の「Photolize(フォトライズ)」というサービスの開発・運営・販売を実施しています。
▼サービス紹介動画
https://youtu.be/YgTqYD2dDeQ
ビジネスモデル
①自社サービス事業のSaaS月額課金
自社開発のデータベースを構築するPhotolizeサービスを月額課金にて提供。
===================
基本プラン
初期費用:要見積
月額費用:1万円〜(ユーザー数:5/アプリ数:5/レコード数:5,000)
上記に対して、追加プランとして下記の内容があります。
===================
実際の導入の具体例をご紹介します。
===================
CASE-1:日本たばこ産業株式会社(JT)へのPhotolizeの導入
電子たばこ販売店「Ploom Shop」にてお客様の電子たばこの故障受付応対を行なうためのシステムとして導入。「データ入力にかかる作業時間を50%に削減」「作業日報の集計時間が80%以上の削減」「データ連携時のエラーが無くなった」などの効果が出ています。
CASE-2:病院に業務システムを導入した大手商社と患者情報の収集でPhotolizeを利用して業務提携
大病院に業務運用システムを導入している大手商社と業務提携してPhotolizeを病院のシステムと連携したパッケージとしてクライアントに導入する案件です。病院に導入した業務運用システムを稼働させている中で、患者との接点となる「問診票」「カルテ」などの様々な書類のデータの収集が必要となりました。そのため、データ入力のシステムを作成したのですが、患者さんに利用していただくために現在使用している書類が良いとのことで利用してもらえないという問題をPhotolizeで改善。
CASE-3:エネルギー商社のFAX注文をPhotolizeに変更
生産者と販売店との間で受発注の管理をしている大手流通商社で、FAX注文方法を変更しようと20年以上検討していたが実施できないでいた。FAX注文の問題点として、販売店から注文処理状況の電話問い合わせの対応とFAX注文内容をデータ化して基幹システムに取り込むための入力作業が非常に大きな負担になっていた。そのため、過去にも注文方法の変更を試みたが生産者や販売店側が注文方法の変更を嫌いExcelなどに入力してもらうこともできなかったものをPhotolizeで改善
CASE−4:工場内の複雑な作業タスク管理をPhotolizeで改善
電子部品の製造を請け負う50名以上が働く工場の運営で生産工程の管理を書面で行っている。工場で勤務する人には外国人や業務委託の人もいて、生産管理や勤務状況の管理などでデータを入力してもらわないと行けないが、システムが苦手な従業員が多く外国語対応のシステムもないため、今までシステム導入に取り組まず、紙の報告書に記入した内容を事務員がExcelなどに入力していたものをPhotolizeで改善。
===================
②受託開発事業
Photolizeサービスに関連したシステムのカスタマイズなどの受託開発を請け負います。
③コンサルティング事業
Photolizeサービスに関わるサポートや個別開発、システム連携、運用などのコンサルタント費用をいただく事業があります。
今後の成長ストーリー
弊社のPhotolize事業の成長に関しては下記の5つの順に展開してまいります。
①各業界のリーディングカンパニーを協力者として、業界毎の成功事例を作成して縦に展開する
②基幹システム、CRM、会計など様々な業務運用システム等を提供している会社と弊社のサービスとのデータ連携のアライアンスを結ぶ(500社)
③Photolizeで蓄積したデータを運用するためのサービスを開発提供する
④データ収集からDXの実施までがスムーズにできる仕組みを提供する
⑤本サービスのマーケットを広げてアジアを中心に海外での展開を実施する
今後1年の投資計画
項目 | 計画予算 | 説明 |
---|---|---|
開発費用 | 3,500万円 | 課金制御機能の実装
アプリ制作機能の拡張
入力フォームの自動作成
AI画像解析
GPTエンジン(文章生成AI)
宮崎大学との産学連携
追加機能
(オープン入力、複数フォーム等)
データ分析機能
など |
運営費用 | 2,000万円 | 人件費
外注費
事務所費用
サーバ費用
通信費・設備費
など |
広告・制作・外注費用 | 1,500万円 | サービスサイトの作成
ISMS、Pマークの取得
追加の特許取得
Web広告費用
など |
資本・業務提携したい企業イメージ
基幹システムやCRM、会計、業務システムなどデータ運用をするシステムを提供している会社、および、システム開発会社やSIerなどとアライアンスを結んで弊社のサービスをお客様へのインターフェースとして提供する業務提携を実施したいです。
資本に関しては、本事業の顧客獲得や成長に対して協力関係を持てる企業様からの資金調達を希望しております。

1971年
私は現場の業務フロー構築を熟知したSEです。
1993年〜2000年、群馬、山梨、岐阜の3箇所のスキー場でスノーボードスクールを経営してきました。
2001年〜2010年、三井物産ロシニョール株式会社やその他の複数の会社で新規事業の立ち上げと営業に携わってきました。
2011年〜2020年、10年間経営したスマートフォン修理会社のスマホステーション株式会社を日本PCサービス株式会社(名証)に売却してcodeless technology を設立しました。
店舗運営のシステム化、スマホメーカーの修理工場の受託、大手キャリアの補償修理センターの構築などの経験を活かして、使い手の利便性を極限まで考えてPhotolizeを開発しました。
自身のキャリアの中でたくさんの現場を経験してきて、どうすればスタッフの負担を軽減して業務に集中できる環境を作れるかという視点でシステム制作を実施しております。
「Make it Easy.」のmissionのもと、もっと簡単で使いやすいサービスを生み出していきます。
2022年 第3回 ビジネスモデル・コンテスト 優秀賞
2022年 東京都DX社会実装プロジェクト 「顧客接点のデジタル化」部門
2022年 FUSE-ON CHALLENGE コンテスト 特別賞