
サマリー
- 成長ステージ
- シードアーリーミドルレイター
- 調達経験
- 個人VC事業会社
- イグジット方針
- IPOM&A
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解決したい課題
働き方の多様化・共働きの増加など、家族のあり方が急速に変化する中、私たちは「よりよい教育を与えたい」「より安心できる環境で子どもを過ごさせたい」そんな保護者の皆様のお気持ちに寄り添い、お子さまがほっとできる居場所とさまざまな体験を通してお子さまが「好き」を見つけられる環境をウィズダムアカデミーはご提供しています。
また、共働き家庭の増加に伴い、学童登録児童数が年々増えています。2017年ごろに保育所の待機児童が社会的問題になっていましたが、今では学童の待機児童数が上回っています。そのような環境の中、ウィズダムアカデミーは子どもたちのための学童機能を提供するとともに保護者や社会の課題解決に貢献できるよう尽力して参ります。
どのように解決するか
事業内容
①「民間学童保育事業」
直営、行政連携、大手企業とアライアンスを組んで展開する受託と3つの運営形式で学童施設を全国40校以上展開中。
以下を差別化ポイントとして学童サービスを提供しています。
□ 子どもにとって「第三の家」となる学童施設環境づくり
こども1人当たりの床面積は業界トップクラスでのびのびゆったりと過ごせる空間設計
□ 親子ともに生活の負担を最大限に軽減するワンストップ型の放課後ライフ
一気通貫でウィズダムアカデミーが子どもの放課後時間の質を高めます。
・ 自宅や学校と学童間の移動もウィズダムアカデミー送迎サービスにおまかせ
※ 他の習い事先への送迎も承ります。
・ 課外で学べる習い事も約40種の習い事を提供するウィズダムアカデミーにおまかせ
□ 最長22時まで/幼児3歳児からお預かりできる校舎を用意
②「不動産活用事業」
東京、神奈川、千葉、愛知にあるウィズダムアカデミーの運営施設を他企業様と共同利用することで、その土地に新しい価値を提供します。
現在では類似業態の保育施設やピアノ塾、大手学習塾などに利用いただき、相互送客や共同運営なども行なっています。
今後も他社企業様にウィズダムアカデミーのリソースを活用いただき、双方にとってプラスになるモノを作れればと考えています。
③「SAAS学童運営システム事業」
ウィズダムアカデミーでは学童会員情報の管理や学童運営における会員とのコミュニケーションは自社開発システムで行なっています。
40施設以上運営する自社で開発かつ運用してきた本システムを同業者である学童運営者様、幼稚園・保育園運営者様などにご利用いただけるよう外販版を準備しています。
2023年度は受託運営している校舎で導入されていて、2024年度からは受託運営校に限らず公開リリース予定です。
④ 「習いごと事業」
民間学童ウィズダムアカデミーの差別化ポイントの一つでもある「約40種の習いごと」を学童会員様以外にも対面・オンラインの両方で提供しています。
幼児および小学生の子どもたちが、週1回または月4回の月謝制で様々な習いごとを受講できます。
一般顧客への提供だけでなく、子どもが利用する施設やイベントを運営される法人様への出張提供もしています。
オンライン提供の習い事コンテンツと受講環境の整備をさらに進め、2024年度は営業強化をしていくことを計画中です。
ビジネスモデル
民間学童事業としては、大きく以下の運営業態で展開中。
A)直営
環境や内容における自由度が高く、当社独自で施設設計や提供内容を決めて運営。
運用施設を貸借し、当社が学童保育サービスを直接的に提供。
B)受託
環境や内容における自由度は低いが、根幹となる学童機能や運営人員まで運用開始後は当社がフルで受託することがほとんど。
受託内容や条件に関しては委託元との契約交渉の上、決定。委託元自ら利用する施設の中で学童保育サービスを提供。
C)行政連携
行政と連携し、自治体独自の制度や方針を反映しながら当社が運営。
運用施設は当社が貸借するとはいえ、自治体からの補助金を受給しながら運営できる点がメリット。
今後の成長ストーリー
弊社はこの3年内で店舗を拡大予定。
「民間学童事業者」としてのサービス国内No.1企業になることを目指しております。
2027年度には主力事業である民間学童保育事業で26億円、他事業と合わせて会社全体では30億円以上の売上規模まで成長できるよう尽力していきます。
今後1年の投資計画
項目 | 計画予算 | 説明 |
---|---|---|
店舗開発投資 | 5,000万円 | 行政連携型学童施設の出店強化 |
人材投資 | 3,000万円 | 人員強化 [営業推進、物件開発、商品/事業開発、サービス向上のために投資] |
マーケティング・広報 | 2,000万円 | デジタルマーケティング含むマーケティングや広報の強化 |
資本・業務提携したい企業イメージ
ウィズダムアカデミーでは、年々増え続ける共働き世帯のニーズに合わせたサービスを提供することで大きな市場を創出できると考えています。そういった考えをもとに、積極的に事業のアライアンスを促進し企業の協業と新事業の創出を進めています。例えば、経営のアドバイス、事業計画の策定支援、複数テナントの参画による不動産の有効活用、ブランドづくりからシステムの構築、そして運用まで、企業に対して支援を行っております。子育て教育プラットフォームを提供することで、様々なパートナーとの連携を生み出す事業資産のシェアリングを行いパートナー企業の成長をサポートしています。
子育て市場は、子どもの成長段階によって様々な分野の市場とリンクするところが大きな特徴です。子どもの成長に合わせて家族のライフステージも変化します。その変化に応じて、保育や教育だけではなく引越しや旅行飲食、アパレル、医療、住宅など、多くのジャンルのマーケットにも関連しているのです。同業であったり近しい業界である教育、人材、不動産、小売業、保育分野で関係している企業様とも新しい価値づくりができるよう日々アンテナを張っていきたいと考えています。

1977年
関西学院大学総合政策学部卒
住宅、医療(ヘルスケアー)、金融と3つの業界で営業・マーケティング・コンサルティング業務を経験
旭化成ホームズ ジョンソン・エンド・ジョンソンを経験したのち、みずほ証券 メリルリンチ日本証券 三菱UFJメリルリンチPB証券でプライベートバンキング業務に従事
その後独立し、金融コンサルティング事業(資産運用・管理、事業承継、M&A、新規事業立案・実行等)に従事
2010年5月土地建物有効活用事業をきっかけに民間学童保育ウィズダムアカデミーを設立し、代表取締役に就任
2023年5月 【ドコモベンチャーズピッチ】キッズ教育の未来を創るに登壇
https://startuppitch2023-05-23.peatix.com/?lang=ja
Forbes 日本初の子育てファンドが見抜いた「学童保育の価値」 https://forbesjapan.com/articles/detail/22694