
サマリー
- 成長ステージ
- シードアーリーミドルレイター
- 調達経験
- 個人VC事業会社
- イグジット方針
- IPOM&A
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解決したい課題
当社は「IT業界の非効率を解消する」というビジョンのもと、2020年に創業しました。SIerの見積もりに関わる課題解決を目指しています。
SIerにとって大きな負担となっている、システム開発の見積もり作成。国内外を問わず、Excelによる手作業で行われることがほとんどのため、様々な課題が山積しています。
その1つが、非効率性です。システム開発の見積もり作成には、各作業に要する工数と費用を算出する必要があります。その際、過去に作成した見積もりや類似案件の工数実績を参照することになりますが、各ドキュメントを一括管理できていないためになかなか見つけられず、時間がかかることも少なくありません。
また、予実管理も課題となっています。見積もり時の計画と実際の工数実績をバラバラに管理しているため、双方の間に乖離があった場合も原因を特定できず、業務の改善につなげにくいのです。
このような課題を解決するため、当社はSIerに特化した見積もり作成のDXツールを開発しました。
どのように解決するか
事業内容
●プロダクト『Engineerforce』
見積もり作成の負担を軽減するツールです。見積もり書の作成ツールは数多くありますが、見積もりの根拠となる業務の内訳まで管理できるのは、国内で『Engineerforce』のみ。また、見積もりのみならず、業務プロセス全体のDXを実現する機能を数多く搭載しているのも特徴です。
【強み】
(1)ナレッジシェア
見積もりや工数実績の情報を一括で管理しているため、見積もり作成に必要なデータをすぐに取り出せます。また、見積もり承認機能により、社内の承認フローを内部で完結させることが可能。情報の管理と共有にかかる手間を大幅に削減できます。
(2)予実管理
見積もり時の計画と実際の工数実績を一元管理することにより、双方の乖離率を可視化。大きく乖離があったタスクを特定して、業務の改善や見積もり精度の向上に生かせます。合わせて収益や利益率も算出されるため、SIerとしての経営改善にも役立てることができます。
(3)プロジェクトマネジメント
各プロジェクトの進捗はもちろん、アサインされているメンバーの稼働状況やスキルなども可視化できるので、開発スケジュールを精緻にコントロールできます。
【ターゲット】
あらゆる規模のSIerが対象です。その他、IT調達を検討している企業や発注元企業が、ベンダーコントロールに使用する事例も増えてきています。
●コンサルティングサービス
SIerのDXに特化したコンサルティングを提供しています。人手不足に悩む大手・中堅SIerや、受託開発を行ったことのないSES企業を対象に、見積もりから進捗管理、品質管理まで、一貫してプロジェクトマネジメントを支援。また、IT調達を検討している発注元企業向けに、ベンダーコントロールのコンサルティングも行っています。
上記サービスの他に、エンジニア派遣や受託開発も手がけています。
ビジネスモデル
●プロダクト『Engineerforce』
SaaS型のビジネスモデルです。ユーザー数に応じて、4つの料金体系を用意しています。
●コンサルティングサービス
コンサルティングフィーにより収益化しています。
その他、エンジニア派遣や受託開発により収益を得ています。
ビジネスモデル
●プロダクト拡販
コンサルティングサービスと掛け合わせ、『Engineerforce』の拡販に取り組みます。
SIerのBPRコンサルティングを行う中で、見積もりや予実管理、プロジェクトマネジメントが課題となることは少なくありません。そのソリューションとして、『Engineerforce』を提案することで、導入実績を増やしていく予定です。
また、自社サービス内のクロスセルのみならず、SIerの顧客を持つコンサルティングファームなど、他社との協業による顧客網拡大も検討しています。
●システム開発
エンジニア派遣と受託開発を継続し、収益の確保と顧客課題のキャッチアップにつなげていきます。
今後の成長ストーリー
●プロダクト拡販
コンサルティングサービスと掛け合わせ、『Engineerforce』の拡販に取り組みます。
SIerのBPRコンサルティングを行う中で、見積もりや予実管理、プロジェクトマネジメントが課題となることは少なくありません。そのソリューションとして、『Engineerforce』を提案することで、導入実績を増やしていく予定です。
また、自社サービス内のクロスセルのみならず、SIerの顧客を持つコンサルティングファームなど、他社との協業による顧客網拡大も検討しています。
●システム開発
エンジニア派遣と受託開発を継続し、収益の確保と顧客課題のキャッチアップにつなげていきます。
今後1年の投資計画
項目 | 計画予算 | 説明 |
---|---|---|
人件費 | 4億円 | 依頼が急増しているコンサルティング案件の人件費として使用します。 |
マーケティング費用 | 1,000万円 | オウンドメディアの運営等、Webマーケティングに使用します。 |
資本・業務提携したい企業イメージ
●SIer
●SIerに発注している企業(大手SIer、コンサルティング企業、その他事業会社全般)
当社のプロダクト『Engineerforce』や、コンサルティングサービスを活用することで、SIer業務全体のDXを推進することが可能です。
1991年
1991年、福岡県福岡市出身。東福岡高校、成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後は富士ソフト株式会社へ入社し約6年間、受託開発や自社プロダクト開発を経験。その後、フィンランド企業であるThe Qt Companyへ転職し、自社プロダクトの拡販に携わる。日本企業と外資系企業の文化の違いを身近で体験するも、見積もり工数の部分に関しては、どちらもエクセルによる手作業で行われていることに違和感を覚え、見積もり工数のナレッジシェア「Engineerforce」のアイデアを思いつき、株式会社Engineerforce(エンジニアフォース)を創業。