
サマリー
- 成長ステージ
- シードアーリーミドルレイター
- 調達経験
- 個人VC事業会社
- イグジット方針
- IPOM&A
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解決したい課題
介護と家族をつなぐ。介護保険外収益確保ツール「きずな」を紹介させてください。
皆様もご存じ日本は高齢化社会へ突入しております。
約10年後の2036年には人口の3人に1人が高齢者となり、高齢者の経済活動への参加は益々必要になっていきます。
そんな中、高齢者にかかわる日本の現状として、
まず介護施設をみると、
・倒産件数が2022年に過去最高
・COVID-19による面会不可に代替するコミュニケーション方法が確立されず、未だ電話、手紙、FAXが主力となり、IT化が進まない業界ならではの現状があらわになる
このように介護業界に課題は山積みです。
次に高齢者の経済活動をみると、
・人生の最期に残った資産は国庫に入る。その金額がなんと2021年度に約650億円
・1億円以上貯蓄している人が高齢者の10%、平均で3500万円ほど貯蓄をしている
この膨大な数字だけみても、高齢者が経済活動へのもっと参加できる、もっとしたくなる環境が今の日本には必要であることが明らかです。
我々はそこに、施設と家族がコミュニケーションを育み、介護事業者が介護保険以外の収益を獲得できる仕組み、「きずな」をリリースしました。
どのように解決するか
事業内容
〇介護と家族をつなぐ。介護保険外収益確保ツール「きずな」の開発と運用
特徴:介護施設と家族のコミュニケーションを育み、営業活動を行える環境を整え、介護保険以外の収益の柱を確立する。
まだβ版の段階だが、居室数ランキング、全国7位と12位の企業は導入を決めている。
ビジネスモデル
〇介護と家族をつなぐ。介護保険外収益確保ツール「きずな」
家族とのコミュニケーションでは、「お便り」「伝言」を用意し、施設と家族で、動画・画像・PDF・テキストで簡易的にコミュニケーションを育み”信頼”を構築できる環境を整えます。
保険外収益確保では、介護施設が培った”信頼”を武器に販促できる「伝言コマース」を提供し、
施設利用者やそのご家族へ営業ができる環境を整えていきます。
販促品は、日用品はもちろん、お花屋お菓子などの嗜好品などのプレゼントを贈りあえる環境を整え、
さらに、ふるさと納税大手のふるさとチョイスと連携し、高齢者と大切な人が返礼品を送りあえる環境を「伝言コマース」内で整えていきます。
今後の成長ストーリー
5か年計画では、2年は準備の期間としておいているので、
2026年から黒字化を目指します。
我々はコマース事業が非常に重要になるので、利用法人数よりも利用ベッド数が重要になります。
よってKPIは床数として、利用者を増加させていきます。
この数字は、私の人脈、顧問の人脈を活用すれば実現が十分可能な数字であると確信してます。
今後1年の投資計画
項目 | 計画予算 | 説明 |
---|---|---|
開発人件費 | 3,500万円 | ・コマース機能の開発とふるさとチョイスとの連携
・レコメンドエンジンの開発によるトランザクション増加
・お便り、伝言機能の強化により、エンゲージメントとCVR成長
・購買データ構築の基盤づくり |
採用費 | 1,500万円 | ・非連続的な成長と開発力向上のためエンジニアの採用
・介護を家族に近づけUI,UX向上をさせるためのデザイナーの採用
・コマース事業に強い人材の採用 |
資本・業務提携したい企業イメージ
・高齢化社会への課題意識がある企業
・百貨店や小売りなどを運営されている企業
・VC運営企業

1988年
・ビジネスコンサルタントにて
東北大震災で経営難にあった企業や工場の支援
・ガネットにて日本総合福祉アカデミー
(BtoB介護資格学校)を立上げ 全国100校まで展開
・ClipLineにて、Care事業を立上げ、
介護業界へ動画を活用したOJTツールで業務改革支援。
・ECベンチャー企業で事業責任者としてECを学びながら
2022年tomoness創業
2023年7月号 日本医療企画 介護ビジョン 「Pick up介護のミカタ」