
サマリー
- 成長ステージ
- シードアーリーミドルレイター
- 調達経験
- 個人VC事業会社
- イグジット方針
- IPOM&A
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解決したい課題
今後の日本を担うZ世代を中心とした「世界に負けないビジネス」を確立するために、eスポーツを日本が海外に誇れるエンタメビジネスとして成立させることを目指しています。
そのために解決すべき課題として、「世界で活躍するeスポーツプレイヤーの輩出」「プレイヤーの活躍機会の創出」「ファンを巻き込むビジネスモデルの構築」が挙げられます。
ゲームは触れたことのない人を探すのが難しいくらい、日常に溶け込んだエンタメとして多くの人に楽しまれています。Z世代においてはほぼ100%の人がゲームに慣れ親しんでいると言っても過言ではありません。
eスポーツは住んでいる場所、性別、年齢、ハンデの有無など関係なく、対等に競えるフェアな競技です。そのため、国内の需要だけではなく、海外の需要も取り込むことができるゲームが持つポテンシャルを活用することで、今後の日本を支える1つの大きな市場を創ることができると考えています。
そのためにまず必要なのが、世の中が注目するヒーロー・ヒロインの誕生です。
ですが、eスポーツは他のスポーツのようにプレイヤーが集中して取り組める環境がまだ整っていません。そのため、海外で活躍できる選手が育ちにく状況があります。
まだ1つの職業として確立させられてはいないため、将来有望な学生プレイヤーの多くは、その道を諦め就職し、プロとして活動する道を断念しています。
睡眠時間を削りトレーニングすることで、他者との差をつけようとするプレイヤーも多く、人気のジャンルのゲームでは選手寿命は20代前半と言われています。
あらゆるスポーツが根性論から科学的な根拠に基づいた効果的な方法と進化していますが、eスポーツにおいてもコンディショニングがパフォーマンスに直結するという考えになるのは必至だと考えています。
そこで、疲労・ストレス・睡眠不足に悩むゲーマーのコンディショニングをサポートし、パフォーマンスを発揮しやすくするためのサプリメントを開発しました。まずは、今の環境の中でより高いパフォーマンスを発揮できる選手を1人でも増やし、1人でも多くの世界で活躍する選手のサポートを行なって参ります。
どのように解決するか
事業内容
ゲーマー向けのサプリメントを販売しています。
ゲーマーの抱える疲労・ストレス・睡眠不足にアプローチするサプリメントです。
主な有用成分は、還元型コエンザイムQ10、ルテイン、ゼアキサンチン、アントシアニンです。
市場自体がないプロダクトになるため、2022年7月の発売以降ゲームコミュニティ内での啓蒙活動に取り組んでいます。主には、コミュニティ大会への賞品提供、eスポーツ選手への物品提供、ゲーム配信者への物品提供、東京ゲームショウへの出展など。
自身がゲームコミュニティへ参加し、そこで知り合うプロゲーマーに直接使用していただくなど、地道な啓蒙活動を続けています。
これまで10以上のeスポーツチームへのスポンサード、100名以上のeスポーツプレイヤー、200以上の大会への協賛を行なっています。
ゲームコミュニティは良くも悪くも村社会です。なので数年後に、この市場のポテンシャルに気づいた大手企業が参入してきたとしても、それまでの活動によって「ガチサプ」ブランドを確立させて他を寄せ付けないポジションを築くことができます。
そのタイミングを想定して、今は地味な活動に地道に励んでいます。
ビジネスモデル
サブスクリプションモデルのECです。
商品の売価を高めに設定することで、継続購入の割引率を高めてお得感を出すことができ、高い継続率を出すことができます。
さらに、集客コストを見込んだ売価設定にしているため、他社の商品よりも高い集客コストをかけても採算を合わせることができ、利益確保しやすい設計になっています。
また、LTVをもとに試算することで再投資しやすくなるため、事業の拡大余地も大きくなります。
実売に関しては現状数十名という状況ですが、リピート率は7割程度とビジネスモデルとしては良い状態で推移しています。
今後の成長ストーリー
日本のeスポーツの熱狂を世界に広めることで、Z世代が関わり、Z世代がお金を使い、Z世代が憧れるビジネスを構築します。
そのためにまずはサプリ事業を年商1億にします。そのうちの3000万円を元手に賞金付き大会を日常的に開催することで、eスポーツの世界で生きていきたい選手に活躍の場と生活費を稼ぐ機会を提供します。
大会配信によって視聴者との接点を増やすことで、ファンがつきやすい環境を整えます。公式チャンネルや公式SNSを媒体として活用することで、サプリのプロモーション費用がゼロに近づきます。
また、人気ストリーマーを招待するなどで観客動員できる中規模のイベントを開催し、グッズ販売などに繋げることでファンを巻き込み、興行としての事業展開を行います。
そしてさらにその収益を、イベント以外の周辺ビジネス(施設運営/教室運営/チーム運営/ストリーマーキャスティング/グッズ製作/配信事業など)に再投資することで、Z世代を中心としたエンタメビジネスを確立させます。
これまでコンサルティング主体のマーケティング支援事業を展開していたため、会社は1人で経営しています。会社を大きくするつもりがなかったので、社員を雇うことに負担を感じていたためです。
ですが、eスポーツ事業においては、eスポーツに関わりたいと思っている熱量のある若者がたくさんいることを知っているので、Z世代が主役として事業を動かしていくチームを作って、新しい時代を創っていきます。
今後1年の投資計画
項目 | 計画予算 | 説明 |
---|---|---|
製品製造費 | 600万円 | サプリの効果をよりアップさせる成分配合にします。機能性表示食品の申請を行うことで直接的な効果訴求ができるようにし、販売促進につなげます。 |
PR費 | 200万円 | 大会の運営、動画コンテンツ作成、SNSキャンペーンなどを行います。ブランド認知獲得および信用獲得に繋げます。 |
広告費 | 200万円 | チーム、施設、インフルエンサーなどへの成果報酬及び、SNS広告の出稿費に使用します。 |
資本・業務提携したい企業イメージ
Z世代に対して事業展開を行いたい企業様、eスポーツ市場のポテンシャルに期待している企業様、ヘルスケア領域に強みを持っている企業様。
マーケティングによって既存事業をより伸ばしたいと考えている企業様。

1982年
2005年新卒で株式会社オリコムへ入社。TVCM中心にマスメディアのプランニングに従事し、大手企業向けのプロモーションを支援していました。
事業を創る力を身につけるため29歳でITベンチャーへの転職を決め、2013年に株式会社フロムスクラッチへ入社。web制作案件を請け負うクリエイティブ事業部の創設と事業運営を担うことになります。
社長以下ほぼインターン&新卒というどベンチャー組織で足腰を鍛えることになり、数億円を動かすビジネスから、数万円を必死で取りに行く働き方への変化を通して、事業を創ること、仕事の本質を学びました。
2015年に株式会社テマヒマを設立し、マーケティングできる企業を増やすための事業展開を行なっています。組織改善、メンバー研修、業務プロセス改善など。
2018年からは自社の運営と並行して10億規模のD2Cメーカーの経営に参画し、投資家への対応及び現場のマネジメントを行いました。
2022年からは、今後拡大していくeスポーツ業界でのマーケティングに取り組むため、eスポーツプレイヤー向けのサプリメントブランド「ガチサプ」を立ちあげ、この先10年の事業を創りにかかっています。
2018年 メルカリ社でマーケター向けのインハウスセミナーで登壇
2019年 マーケメディア社主催「MarkeMedia Days」に登壇
2023年 『売れるランディングページ改善の法則』(技術評論社)を出版