
サマリー
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- 調達経験
- 個人VC事業会社
- イグジット方針
- IPOM&A
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解決したい課題
弊社の代表者である西田は、飲食店を7年間経営してきた経験から、
飲食業界が共通して感じている課題をいくつも体感してきましたが、
その中でも特に課題感の強い、以下2つの問題を解決したいと思っています。
(1)ホールスタッフが遊んでしまう問題
(2)テーブルが死んでしまう問題
(1)の問題は、
「お客さんが来ない限り、お店の従業員は何も生産しない」という
飲食店の事業構造に根付いた問題であり、
我々は、固定費となる人件費の変動費化を実現します。
具体的には全ての店舗に注文を伺うホールスタッフを配備するのではなく、
一人のスタッフを複数店舗でシェアリングすることで、人件費を最適化するというアプローチです。
一方(2)の問題は、
「お金を使わないお客さんが長居してしまい、テーブルが何も生産しない」という
こちらも(1)の問題同様、飲食店の事業構造に根付いた問題であり、
我々は、テーブルの回転率向上、機会損失の低減を実現します。
具体的には、お金を使わないお客様の退店を促す
仕掛け・提案(会計のディスカウント等)をAIの制御によって行い、
2回転目以降の新たなお客様を取り込んでいくというアプローチです。
この2つ以外にも、解決したい課題は数多くありますが、
まずはこの課題について取り組んでいく計画です。
どのように解決するか
事業内容
(1)「接客DXシステム」事業
これは、解決したい課題に記載した(1)に対するソリューションで、
既に「おもてなシェア」というプロダクトが存在し、
都内の複数の飲食店で稼働実績があります。
現在、接客のDXはオーダーエントリーシステム(ハンディ等)の次の流れとして、
セルフオーダーシステムの導入が主流ではありますが、
我々が今回作ったプロダクトは、セルフオーダー機能に加えて、
リモート接客機能を有している点がポイントです。(特許取得済)
接客を最初から放棄してしまうのではなく、
「出来るだけ接客する接客DX」をキーワードに、
このプロダクトで世の中の飲食店の生産性向上に寄与して参ります。
(2)「テーブル稼働マネジメントAI」事業
これは、解決したい課題に記載した(2)に対するソリューションで、
現在構想段階ですが、(1)の事業と並行して開発に着手する計画です。
例えば、とある居酒屋で18時から飲み始めた女性2名様、
来店から1時間もすると、ある程度食事も落ち着き、
ドリンクの追加オーダーもないまま、水だけのおかわりで、
店内満席の中、20時過ぎてもあのテーブルだけ喫茶店状態。。
そして、20時に来たフリーの2名様を受け入れる事が出来ず、
機会損失が発生、、
これは本当によくあるお話です。
この場合、19時30分の時点で追加オーダーが30分以上入ってない事をAIが検知して、
「次のお客さまがお外でお待ちです!
今すぐ会計してご退店された場合、会計5,000円のところ、10%オフの4500円となります!」というメッセージを卓上のデバイスに表示させることで、
20時来店のフリー客の取りこぼしが防止できる・・!
こんな事を構想しています。
ビジネスモデル
(1)「接客DXシステム」事業
システムを導入する飲食店から、アプリケーションの月額利用料を頂きます。
また、必要なハードウェアを販売する事も想定しています。
(2)「テーブル稼働マネジメントAI」事業
こちらも、(1)のシステムのオプションサービスとして月額利用料を頂く事をまずは目指します。
Web予約システムとの関わり方次第では、飲食店から送客手数料を得る事も可能です。
今後の成長ストーリー
(1)「接客DXシステム」事業に関しては、
・1年以内に黒字化
・3年以内に加盟店1000店舗の達成を計画しています。
(2)「テーブル稼働マネジメントAI」事業に関しては、
・1年以内に製品開発
・3年以内に加盟店500店舗の達成を計画しています。
今後1年の投資計画
項目 | 計画予算 | 説明 |
---|---|---|
人件費 | 1,500万円 | エンジニアチームの強化
(既存プロダクトの機能追加、新規プロダクトの開発を行いたい) |
人件費 | 1,000万円 | 営業、顧客サポートチームの組成 |
資本・業務提携したい企業イメージ
・飲食店に対する販路を持っている企業様
(楽天ぐるなび、カカクコム、スマレジ、、など)
・当社事業に共感してもらえる企業様

1984年
2008年3月 早稲田大学卒業
2008年4月 株式会社日立製作所に入社し、IT事業の営業職に従事
2016年10月 日立製作所を退社し、山口県郷土料理屋「瓦.Tokyo」を創業
その後、店舗展開し、現在都内で3店舗を運営中。
一方、2020年4月から飲食店向けのITソリューションの開発に着手。
2022年、接客DXシステム「おもてなシェア」リリース。
2023年に特許の取得が完了し、外販スタート。
2023年6月、ITソリューション事業を分社化。(株式会社オモテナ設立)
「おもてなシェア」メディア掲載
テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」
日本テレビ「ZIP!」
テレビ朝日「グッド!モーニング」
日本テレビ「news every.」