出資の方針
- 募集エリア
- 北海道 / 東北 / 関東 / 中部 / 近畿 / 中国地方 / 四国 / 九州・沖縄
- 出資対象領域
- 提供できるシナジー
公開日:2024/10/10
更新日:2024/10/10
大学発スタートアップと次世代パワー半導体を共同開発中のクオルテックが、半導体・検査・宇宙領域に出資!
当社は、「未来品質の創造」を掲げ、半導体や電子部品の試験評価および不良解析を行う企業です。
大きな特徴は、多彩な試験メニュー。先行開発から上市後まで、あらゆるフェーズの試験評価と不良解析にワンストップで対応できます。同時に、独立系企業として高い機動性と安定したスピードも維持。その結果、数多くの名だたる大手メーカーから信頼を勝ち得てきました。
また、レーザー加工や表面処理加工などの微細加工サービスも提供。遺伝子検査などの生物学的な検査や医薬関連製品の検査も受託しており、「品質技術サービス」のラインナップを拡大しています。
●信頼性評価事業
環境試験やパワーサイクル試験など、半導体や電子部品の信頼性評価試験を行う。試験メニューは約180種を誇り、製造工程に必要な試験評価や不良解析をワンストップで実施可能。
●微細加工事業
各種基板のレーザー加工や表面処理加工を行う。信頼性評価と合わせ、ものづくり企業の幅広いニーズに対応可能。
●その他事業
犬や猫の遺伝性疾患のリスクを抽出する遺伝子検査や、医薬関連製品(包装材料やシリンジなど)の検査を実施。
今後は、試験から評価、解析、測定までワンストップで実施できる強みを生かし、トータルクオリティソリューションを進化させていきます。各事業で予定している取り組みは以下の通りです。
●信頼性評価事業
自動車関連業界をはじめとする製造業では、エンジニアリソースをソフトウェアにシフトする動きがある中、品質担保が喫緊の課題となっています。そのような背景から、評価性試験の外注市場はこれから大幅に伸びる見込みです。また、自動車の電動化も加速し、パワー半導体の評価ニーズも高まることが予想されます。このような市場の波に乗り、評価性試験のシェアを拡大していきます。
また、当社は2023年12月、次世代パワー半導体材料「二酸化ゲルマニウム GeO₂」を開発する立命館大学発のスタートアップPatentix株式会社に出資し、共同研究を開始しました。既存の半導体材料に比べ、低損失で小型、高耐圧という特徴を持つGeO₂。今後はその社会実装に向けて、動きを加速していきます。
●微細加工事業
生物が持つ物質識別能力を利用した成分測定装置をバイオセンサーといいます。当社は、レーザーによる微細加工技術を生かし、バイオセンサー市場に新規参入する予定です。
●その他事業
化学や電気、生物、薬学といった、当社の複合的な専門性を活用し、医薬関連製品としてワクチン包装部材などの品質評価に注力していきます。
当社のキーワードの一つに、「笑顔」があります。抽象的なきれいごとのように聞こえるかもしれませんが、当社は「顧客も社員も笑顔にする」ということを本気で目指しています。
当社のメインである試験評価事業は、報告書を出して終わりの事業ではありません。むしろ、顧客を笑顔にすることが最終的なゴールであり、それこそが社会貢献であると考えています。この姿勢は、これからも揺らぐことはありません。
社員も同様です。顧客を笑顔にするためには、まず社員が笑顔で働けるような会社でなくてはならない。そう考え、上場して勤務環境を整えてきました。今後は働きやすい環境に磨きをかけ、より魅力的な企業に成長していきます。
このような価値観に共感してくれる方、ぜひ一度お話ししましょう。共に成長できるパートナーとの出会いを心待ちにしています。
「品質技術サービス」をコア・コンピタンスに、半導体や電子部品の外部評価を行う信頼性評価事業、基板メーカー向けにレーザー加工などを行う微細加工事業を展開している。その他、遺伝子検査やバイオ検査も実施。